私の大切なコレクションはすべての思い出である。
一つ一つの思い出が私の感情を動かしてくれる。
ここまで感情を動かしてくれるコレクションは世界に1つたりとも存在しない。
そして、私は、このコレクションを常に携帯できる。
ここまでたやすく携帯できるものが、果たして他にあるだろうか。
世の中には時が経つにつれて劣化していく物が多い。
だが、私は「このコレクションが決して劣化せず色あせない」と信じている。
このコレクションは私と運命を共にする。
このコレクションを完全に失う時、私という存在も失ってしまう。
だが、コレクションを完全に失う時が来ることを憂いたくはない。
このコレクション達を作ることができて幸せだったと思っているから。