失敗を怖れ挑戦しない者ほど、他人の失敗を笑い、成功した人を妬む。
そして、挑戦する者は挑戦しないことを愚かだと言い、挑戦しない者は挑戦することを愚かだと言う。
挑戦しない者は失敗を怖れ、失敗した時に自分が傷つくのも怖れている。失敗した時の他人からの評価も気にしている。失敗した時に恥をかいたり他人から傷つけられたりして自分が傷つくのを怖れている。
挑戦する者は成功の喜びを感じ、自分に自信も持ち、満足したいと思い、幸福にもなりたいと思って挑戦する。
失敗したら、未来の失敗確率が下がり、成功した時の喜びも大きくなるが、挑戦しない者は失敗をデメリットとしかとらえていないだろう。
そして、いっぱい挑戦する人間はたとえ失敗が多くても勇気のある人間と扱われ、挑戦しない人間は臆病者扱いされる。
挑戦しない人間は失敗を怖れて、他人からの評価を気にして、挑戦しない言い訳ばかり並べて、挑戦しなくて、自分に不満はないのだろうか。
挑戦しない人間は挑戦しない自分を肯定できないから他人の失敗を笑い、他人の成功を妬んでいるだけかもしれない。
もし、自分が挑戦しない者なら、挑戦しない臆病者の自分を好きになりたい。
そして、挑戦する人間は自分とは違う勇気のある人間だと思い、挑戦しない自分も挑戦する他人も認め合いたい。
もし、自分が挑戦する者なら、挑戦する勇気のある自分を好きになりたい。
そして、挑戦しない者は挑戦しないことで他人に迷惑をかけないようにしている人間だと思い、挑戦する自分も挑戦しない他人も認め合いたい。
なお、どんな人間でも、挑戦することが自分の利益になると思うのなら挑戦したらいいし、挑戦することが自分の利益にならないと思うのなら挑戦しなくてもいいと思う。