敗者ほど不満を語り、勝者ほど望みを語る。
敗者ほど他人や社会や環境などへの不満を語る。
そして、敗者ほど負けていることを他人や社会や環境のせいにして、自分が負けていることを正当化する。
そして、敗者ほど弱者を批判したり叩いたり見下したりして負けている自分を肯定しようとする。
勝者ほど望みを語る。
勝者ほどやりたいこと、望んでいること、未来への期待などを語る。勝って満足しているから、さらに満足するために新たにやりたいことを語ったり、望んでいることを語る。勝って自信があってポジティブな気分だから未来への期待も語れる。
自分が敗者なら、他人や社会や環境などへの不満を語るより、負けている自分を好きになりたい。自分が負けていることを他人や社会や環境のせいにせずに、弱者を批判したり叩いたり見下したりもせずに、負けている自分を好きになりたい。
自分が勝者なら勝っている自分を好きになりたい。そして、負けないように努力を続けたい。
不満を語るより、小さなことでもいいから満足したい。
満足の積み重ねが幸せな人生を作る。
そして、何に満足するか何を不満に思うかは自分次第である。
些細(ささい)なことに満足すれば幸せを感じやすくなり、些細なことを不満に思えば不満を抱(いだ)きやすくなる。
おいしいものを食べられること、平和に生きられること、健康に生きられること、目が見えること、衣食住が満たされてること、病気やケガの時に医療を受けられることに満足したっていいだろう。
人生、楽しいことがあれば嫌なこともあるものだけど、楽しみ、幸せ、好きなことをもっと見つけて、人生をもっと満足のいくものにしたい。