出生前診断で胎児のすべての難病やすべての障害がわかる時代になり、難病の胎児のほとんどや障害児の胎児のほとんどが中絶される時代になればいいのにと思う。
難病患者や障害者に産まれたい人間はいない。
それに、難病又は障害を持って産まれて大人になった人間のほとんどは健常者に産まれたかったと思っているだろう。
それに、難病患者や障害者を産むとデメリットはあるが、メリットはない。
産んだ子供が難病患者や障害者だと健常者よりも育児の負担が大きい。
産んだ子の障害の程度や病気の程度が重いと、保育園や幼稚園の入園を拒否されたり、普通学級入学を拒否されることもある。仕事に影響がでることもある。産休からの職場復帰に影響がでることもある。
難病患者や障害児を産むと、夫婦関係が破綻して離婚につながることもある。家庭の収入が減ることもある。障害児を産んだことを他の家族や親族から批判されることもある。他の家族や親族から差別を受けることもある。
難病患者や障害児は嫌がらせを受けやすい。虐待も受けやすい。
難病患者や障害者への差別や偏見もある。
難病患者や障害児を産むと、健常児だけの家庭よりも不幸になりやすい。
ただし、難病患者や障害者は障害者手帳を持っていれば生活保護で一人暮らしができる。
胎児を難病患者又は障害児と知らずに産んだ家庭は不幸になりやすいので、不幸になる家庭を減らすために、出生前診断で胎児のすべての難病やすべての障害がわかる時代になり、難病の胎児や障害児の胎児のほとんどが中絶される時代になればいいのにと思う。