悪いことをすれば、逃げ道を探さなければならなくなる。
悪いことをすれば、悪いことをした言い訳を探す、他人や社会や環境や運のせいにして自分は悪くないと思い込む、悪いことを正当化するもっともらしい理屈を作るなど逃げ道を探さなければならなくなる。
人は自分の非を認めるのが難しい。自分が悪いことをした現実を受けいれるのが難しい。素直に非を認めてしまえば、逃げ道を探さずに済むのに、非を認めずに逃げ道を探したがる。自分の非を認めないことが自分の不利益になる場合でも、非を認めずに逃げ道を探したがる。
そして、人は表向き非を認めていても心の中では他人や社会や環境や運のせいにして自分は悪くないと思い込むことがよくある。
悪いことをすれば、逃げ道を探すことに余計なエネルギーを費やすことになる。
悪いことをするのは控えるべきである。
そして、悪いことをした時に自分の非を早く認めることで自分の利益を増やしたり、自分の損失を減らしたりすることができると思うのなら、早めに非を認めたい。